今年開窯300年(閉窯期間もありますし、厳密に言うと違うのかもしれませんが・・・)を迎えるウィーン磁器工房アウガルテンですが、マイセンやヘレンドに比べると日本では知名度が低い感じがしますね。
欧州最大の貴族ハプスブルグ家をバックに持ち、一時期は閉窯する事になったものの、再興しハンドメイドを貫く名窯です。

今回、新しく手元にやって来たのはシューベルトシェイプのコーヒーカップ、ペイントパターンはビーダーマイヤーです。
ちょっと前に京都のル・ヴァンクレールへ行った時に使わせてもらって感動した、ベルベデーレシェイプのプリンスオイゲンを探してたんですけどね。
手書き故に、納得の物が見つかってません。

アウガルテンの主なシェイプに共通する特徴が、極薄焼成と口縁部の微妙な端反りと、

使い勝手の良いハンドルです。
現在は代理店が国内にあって融通がききますし、人とは違う物を求めつつ、器を丁寧に扱える方にはオススメのメーカーですよ(笑)。
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- 2018/02/19(月) 12:34:03|
- 磁器・カトラリー
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